2009/07/24
発展編「”清涼感”の体得」
じめじめとした暑さが続く今日この頃ですが、研究室での恒例トレーニング会のなかで、もう少し涼しく作業できる方法はないものかとの話が持ち上がりました。 ですが、クーラーを背負って歩けるわけでもありませんし炎天下の作業でであるのも変わりません。 そこに、女性スタッフ藤野さんから意見が出ました。「無駄な動きをやめて、最短距離で効率の良い動きを探せば良いのでは!!」 たしかにそうです。無駄を減らせば、わずかではありますが身体の発熱量が減らせるかもしれません。 早速実験機材を作って検証してみました。 足元の機材は、動きに無駄が少しでもあると足が前後左右にズレて気がつくようになっています。まず、この上に立って…
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女性の場合では・・ パレットの上のタンクには水が入っていて、 前回男性がおこなったのと同じ条件です。 確かに女性にとっては、かなり厳しい重さだと思います。 練習の前 のように、ガッチリつかんで抱え込むように持つのが 一般的だとは思います。 しかし、これでは握る手にも力が入り 痛くもなり、 身体から離すこともできないので、歩くのもフラフラです。 重ねるときも細かいコントロールがしにくいので、 荒い動きになり、パレットの中が野菜だったら揺れて 傷がついてしまいそうです。 そこで、Vシャフトを使って神経と筋肉を協調して 働かせるタイミングを覚えます。 ここまでは自分自身の力。 さらに、自分…
発展編 コツの体得 長年農業を営んでいる方々の力みのないスムーズな動きを目指し 作業に最適な動きの精度を高めます。 さらに身体の反射や外力の誘導も加えておこないます。 「 高い場所にコンテナを積む 」 (第 1 回) 前回までの応用編でおこなってきた事を踏まえ、 発展編の導入をおこないます。 Vシャフトを用いた動きの練習を30秒ほどおこなった上で 下記を行いました。 今回の動作練習は、出荷場所からコンテナを運び小型トラックの荷台に 積み込む作業などを想定しています。 実際の作業では、作業状況が現場によって異なりますが、 まず基本的な方向転換と正面動作からとしました。…
応用編 「 持ち上げて、移動する 」 (第 3 回)今回は・・浮き上がりの感覚・・がテーマです。 これまでおこなってきた・スムーズな屈伸・・上下動の意識転換・を踏まえて、コンテナを使い立ち上がりから踏み出しまで流れるように動作することが目標です。 この段階では、体力づくりというよりも動きを作ります。実務作業では、重さや回数 動きの範囲など、どれをとってもスポーツよりも厳しい条件でおこなう事が多く、しかも、スポーツトレーニングでおこなうような理想の形や動きは条件があまり当てはまりません。 そうした中で、物を移動するにはどれだけ自身のエネルギーを使わないですむかが、生産性の向上にもつながります。…
応用編 「 持ち上げて、移動する 」 (第 2 回)今回は・・上下動の意識転換・・がテーマです。前回おこなったスムーズな屈伸では、目の高さを変えない足の屈伸動作を中心に行いました。このときの感覚は、下向きの動きです。今回は、同様なスム-ズな屈伸をしながらも、片方の足を高い位置に置くことで、動きの向きを上に向けます。写真(身体上げ)この写真では、まず左側の足の上から右足の上に動きの中心を移してゆきます。右足の上に乗ったところで、前回覚えた、足が「 伸びてしまう 」場所を見つけ出します。写真(身体上げ) 身体左側がわずかに伸ばされ縮む力と、右側が押しつぶされて広がろうとする力も合わせて動きの向きを…
応用編 作業実務に必要な動き がむしゃらな力強さではなく 疲れ故障が起こりにくい 楽に動けるからだの使い方第1回「持ち上げて、移動する」作業をおこなってゆく中でたいへん大きな比重を占めますが、意外に無造作に力をかけているように思えます。まず、持ち上げると言う動作について考えて見ます。 写真(持ち上げる動作) 低い位置のコンテナなどを持ち上げる場合 通常、腰を下ろして腕で引きつけながら立ち上がります。 この時している仕事量はと言うと、 コンテナの重さ(例として5キロ) そして、腰を下ろした自分を立ち上げるときの自重(例として50キロ) 意外ですが、動かしたい物より自分…
サラダボウルの皆さん 前回に引き続き 背後への動作 です。 今回は、先に補助器具をもちいて 背骨のひとつひとつの関節が少しづつ 順番に後ろへ曲がってゆく感触を確認しました。 写真(規制背屈1) 背中に補助器具をあてて 転がり落ちるようにVシャフトを手繰って下ります。 写真(規制背屈2) この動作で大切なのは、 背筋を縮めてアーチを形成するのではなく 大きな背伸びをするように、背面も伸ばしつつ 特に、からだ上面を大きく伸ばすことで形づくるよう意識します。 そして、補助具での運動の感覚を生かし、 前回もおこなった背屈アーチを行います。 写真(規制なし) 前回よりも力みが抜けてやさし…
毎週行われている身体ケア 〜Vシャフト〜の鈴木先生からの報告です。 サラダボウルの皆さん 初級 動作範囲の向上 ・肩 背中連動の測定と検証・ に続き さらに 背後への動作 を加えてゆきます。 呼吸と共に、からだ前面の緊張を緩めて背屈の姿勢をとります。 まずは低い姿勢からスタートして、頭が付くまで降ろします。 写真 (背屈低い姿勢) ガイドとしてVシャフトを立てることで、下が重く一点に止まり 上に行くほど、軽く不安定となります。 登るときは、腕の力を使わないようにします。 伸ばしたゴムが縮むように弓なりに張った身体前面が縮む感覚で、 へそから吊り上げられるように上がってきます。 次に…
前々回に引き続き、 身体のケア指導者として、さらに周囲の方にも伝えていただけるよう、 身体の動きの幅を広げる実習を行いました。 1)初級 動作範囲の向上 ・肩 背中連動の測定と検証・ 特定の作業を長く続けると 背中が丸くなりがちになり 呼吸が浅くなったり、肩の負担が大きくなります。 そこで、胸を大きく開き かつ 肩甲骨と背中周りの動きをよくして 動作範囲を広げると共に、姿勢を修正します。 はじめに、Vシャフトによって腕の持ち幅を規制して (楽に動ける場合は、持つ幅を狭めます) 後方への腕の角度を測定します。 補助者がシールを貼ります。 次に、椅子に浅く腰掛け …